2006年の本ベスト

さて、新年も明けて結構経ったという事でそろそろ昨年の本ベストでも書いてみようと思ったり。
去年はこんな感じでした。


2006年の本ベスト

1、未来日記   えすのサカエ
何といおうとこれは確定。初めて見た時は衝撃的でした・・・
12人の予知能力者で殺し合いという設定もさることながら、ヒロインのキャラが立っているのがいい。というか、キャラ立ち過ぎだ、キミ。女子中学生が手斧で市民惨殺しまくるなw他の連中もテロリストだの新興宗教の教祖だのがいますが、なんかヒロインが凄まじすぎて霞んでしまいます。


2、イタリア軍入門 1939~1945―第二次大戦を駆け抜けたローマ帝国の末裔たち
イカロス出版
イカロス出版から出たイタリア軍本。なんというか、その着眼点からして勝ったといえるでしょう。内容もイタリア陸海空軍、あと休戦後のサロ政権軍も抑えていて読み応え十分。


3、シグルイ     山口貴由
出ていたのは結構前からなのですが、読み始めたのは去年からということで。非常に濃いストーリー展開に加えて「ぬふぅ」とか「なまくらと申したか」とか名言多数。あっちこっちでネタにされてますw


4、群青学舎     入江亜季
こちらはコミックビームで連載されている短編集。これが初コミックとは思えないほど出来がいいです。
短編集なので気軽に読めるのもポイント高し。個人的お気に入りは5話の「ピンク・チョコレート」です。


5、MC☆あくしず     イカロス出版
去年のミリタリ系ジャンルに旋風?を巻き起こした雑誌。今までとは明らかに違う層が開拓できたと思います。
見た目はアレですが、記事の内容はしっかりしてますヨ。・・・でもヴィシー・フランスってメジャーか?w


6、もやしもん ―TALES OF AGRICULTURE    石川雅之
こちらも去年から読み始めた大学モノマンガ。これを読み始めてから日本酒に転んだのは内緒ですwこっちはげんしけんとかと違ってかなりゆっくり進行なので当分楽しめそう。
・・・・・・でもなんでこっちでも女装キャラとかそういうのが出てくるんでしょうね?


7、犬マユゲでいこうA・TiEMPO
犬マユゲでいこうURGENTE      石塚2祐子
Vジャンプに連載中の漫画が7年ぶりに刊行。紹介されているゲームはマイナーなものが多いですが非常に「愛」のあるコメントが多くて楽しめます。あと、視点が非常に独特で三国志のゲームををやる際にも「で、この孔明って誰?」とか言ってますしw 情報誌と違って作者の好きなものを好きなだけ詰め込んだという感じですね。


8、双月巫女     アキヨシカズタカ
近未来の火星を舞台に神社の巫女さんとその友達の日常を描いたものでで非常に雰囲気がいい「読ませる」作品です。背後にまだまだ謎が隠されていそうなのでそちらのほうも期待。


9、月の彼方、永遠の眼鏡 TYPE-MOON作品集    磨伸映一郎
えーと、これ・・・一応TYPE-MOON作品のアンソロですよね?と言いたくなる位に映画とか古いアニメとかあれこれのパロディを詰め込まれた1冊。しかも解説が奈須きのこと言う豪華版です。とりあえずそういうネタが好きな人は買って損はないかと。 ちなみに自分は大爆笑しましたw


10、続 大日本帝国欧州大戦〈下〉迷宮の戦場    高貫布士
前の巻が出てから1年ぶりくらいにようやく発売されました。今回の舞台はクレタ島、戦うのは隼戦闘機や駆逐艦ということで非常に「渋い」出来になっています。話としてはそろそろ連合国側の反撃もあるのかな?というところで続きも楽しみ。 あと、あとがきも必見ですw


その他、面白かった本としては

Dear Emily… 瑚澄遊智


それでも町は廻っている    石黒正数


天体戦士サンレッド   くぼたまこと


水惑星年代記   大石まさる


面白南極料理人    西村淳



どれもこれも良作ぞろいです。マスト買え!ってくらいに。
さて、今年も面白い本が読めるといいなぁ・・・